おたより
- 2023/11/30
- 12月の園だよりです。
教会の暦では、12月3日(日)から イエス様のお誕生を心待ちにする≪待降節≫が始まります。
幼稚園では、聖劇にあわせて一足早い≪待降節≫(アドベント)を過ごしています。
幼稚園では、「アドベント・キャンドル(待降節の4本のろうそく)」を準備しています。
4本のろうそくは、待降節中の4つの日曜日を意味しています。
日曜日ごとに、ろうそくの火を1本ずつ増やしていきます。幼稚園では、月曜日ごとに増やします。光が増えるごとに、温かさも増していきます。イエス様のご誕生を心待ちにしているのです。子どもたちは、増えていく光に、ご誕生の日が近づいてくるのを感じ、優しい心、強い心を一本のわらに込めて、飼い葉おけにお捧げしています。エントランスに置いてますので、どうぞご覧ください。
子どもたちが生きている乳幼児期は、すべてにおいて人生の土台を築いている時代です。
この時に、「人として生きること」「社会の中で幸せになること」へ向かうすべを身につけていくことは、その後の人生において大切なことです。
クリスマスを迎えるにあたり、「生きること」「幸せになること」を考える機会にしていきたいですね。
幼稚園では、毎日クリスマスの聖歌をうたう子どもたちの声が響いています。
年長さんも年中さん、年少さんも口ずさみながら廊下を歩いています。
聖劇の練習を通して、年中さんは「年長になったら、マリアさまになるねん」「はかせをやりたい」とか、言ってセリフを真似たりしています。年少さんは、あこがれの表情で舞台を見つめています。色々な思いを持って、全学年で取り組む聖劇をどうぞ楽しみになさってください。
保護者の皆様と一緒に、イエス様のご誕生をお祝いできることを職員一同、楽しみにしています。