おたより
- 2025/05/06
- 2025年度5月の園だより
精いっぱい生きる日が
もう一日与えられているとは
なんと幸いなことだろう
風薫る5月、気持ちの良い季節になりました。
この春にご入園されたお子さまも、少しずつ園生活にも慣れ、元気に遊ぶ姿が見られます。少し軌道に乗り始めたところで連休があります。新しい生活に疲れが出始めていた子どもたちや、保護者の皆様にとっても、ちょうどよい休息になるかと思いますが、休み明け再び涙が出てしまう子どもがいるかもしれません。
子どもの成長は、戻っては進み、戻っては進みを繰り返しながらも確実に成長していくものです。ゆっくりと保護者の皆様と一緒に見守っていきたいと思います。
5月は全世界のカトリック教会で、「聖母月」としています。マリア様は人間でありながらも、神様からの特別な恵みを受けて救い主・キリストの母となるために選ばれた方です。季節的に5月は、四季折々の中で春の訪れとともに自然界の実りをもっとも感じさせてくれます。世界中では、母の日もあり、お母様に感謝する月でもあります。この月に特別にマリア様にお祈りをお捧げすることが勧められています。
幼稚園では、マリア様の姿に倣い、優しさや思いやりの心を大切にしながら過ごします。
そして園では、皆のお母さまであるマリア様を讃える集いとして「マリア祭」を行います。日々の保育の中で祈りとともに作ったお花と、ご家庭から持ってきてくださるお花をお捧げして、祈りの集いを行います。本来ならば全保護者様と一緒にお祈りしたいのですが、今年度も年長組の保護者様のみお招きいたします。
どうぞよろしくお願い致します。